BIABを購入した一番の目的はマイベス楽曲のアレンジで楽しむことです。ということでこの記事で紹介させていただきます。
BIABの基本的な使い方は前回の記事で少し書いています。
今年6月に制作した第102弾を、BIAB内蔵のスタイルでアレンジしてみましょう。
原曲の音源は以下の過去記事に掲載しています。
アレンジに着手
コードはコピペができるので、それを利用して第102弾のフルコーラス分のコードを入力します。

4拍目のコードを入力するには?
BIABのコードシートでは、各小節の1拍目と3拍目にしかコードを挿入できません。
2拍目と4拍目にコードを挿入するには、その小節のところを右クリック→「現行コードの設定」ダイアログを開いて行います。

左上の拍位置を「2」か「4」に指定してコードを入力後、OKをクリックすると、コードシートから直接入れられなかった位置にコードが入力されます。
第102弾は4拍目にコードチェンジする箇所が多いため、この機能を使っています。
コードの後にある謎の記号
「Dmaj7」や「Em7」というコード名の後に「.gs」「.bdgs」などファイルの拡張子を思わせる記号がついていますが、これはスタイルを構成する各トラックの再生方法を決めているものです。
例えば、次のコード進行とトラック構成で再生します。
すべてのトラックが再生されますが、コードの後に入れるピリオドの数や記号によってトラックの再生のしかたが変わります。
ピリオド1個
そのコードにおいてトラックの演奏が全くされなくなります。画像の通りであれば、1曲通じて無音となります。

ピリオド2個
フレーズを演奏せず、短い音が1発鳴ります。

ピリオド3個
フレーズを演奏せず、次のコードまでの間に音を伸ばします。

ピリオドの後にアルファベット
該当トラック以外のトラックに対し、ピリオドの効果が適用されます。
画像の通りであれば、ドラムとエレキピアノは通常通りフレーズを演奏しますが、ベースとエレキギターはピリオド3つ「音を伸ばして」の演奏になります。

BIABでは何番目のトラックがどのアルファベットに対応するかが決まっていて、基本的には次の通りとされています。
| 何番目 | アルファベット | デフォルトのトラック |
|---|---|---|
| 1 | b | ベース |
| 2 | p | ピアノ |
| 3 | d | ドラム |
| 4 | g | ギター |
| 5 | s | ストリングス、メロディー、ソロ |
しかし、スタイルによってはベースのところにシンセの音色、ピアノのところにバンジョーの音色が組み込まれているものがあります。
| 何番目 | アルファベット | トラック(SLIPPYスタイル) |
|---|---|---|
| 1 | b | シンセ(シンセベース) |
| 2 | p | テナーバンジョー |
| 3 | d | ドラム |
| 4 | g | ギター |
| 5 | s | ストリングス |
テナーバンジョーの音色だけ鳴らしたい(他トラックは無音状態)ときは、2番目のトラック以外を休止する「.p」をコードの後に入力します。
入力した記号(BIABでは「ブレイク」)はコピペできるため、いちいち該当コードの後に記号を入力する手間がなくなります。上部の「編集」メニューから「コピー(各種)」をクリックします。

67小節1拍目のブレイクを70小節までコピーする場合は、次のように設定します。
- コピーする小節「67」拍位置「1」
- 貼り付ける小節数「4」
- 貼り付け開始小節「67」
イントロ自動作成
イントロだけ第102弾の原曲と異なっていますが、これはBIAB側で作ってくれたコード進行です。
ツール欄の右端から2番目「ソング構成」をクリックし、「イントロコードを自動生成/削除」を選択します。

コードタイプをジャズ、イントロの長さを4小節、ドラムリードインをなしに設定し生成しました。
生成されたコードは自由に変更でき、イントロだけを作って後から自分でコード進行を変えることもできます。
メロディーとギターソロを乗せる
完成したアレンジデータは音源として書き出し、Cubaseに読み込ませます。

その後、Cubaseから音源に書き出します。
原曲はロックナンバーですが、ブルーグラスのスタイルを使ってアレンジしました。ギターソロの音色はそれに合わせて変更しています。
終わりに
BIABをインストールしてからは、外出先にいても帰ったらこのソフトで遊びたいと思うようになり、今日はPCの前に向かうとブログ執筆のブラウザとBIABしか立ち上げていません。
明日の外出は衆議院選挙投票のみにして、家で存分にBIABを楽しみます。



