地下鉄の車内広告でこの展示が行われることを知ったのは2週間前。大阪南港ATCに行きたいと思っていたところだったので、ちょうど良いチャンスでした。
同名の書籍が大ヒットしているのですが、その書籍の内容をもとにした展示のようです。
地球誕生以来46億年の間、これまでに歴史に残るほど大規模な絶滅は5回起こっています。「ビッグファイブ」と呼ばれていて、恐竜の絶滅が最も有名でしょう。当時の絶滅の理由は主に隕石の衝突や海底火山の噴火などの環境変化によるものといわれ、その速度は年間0.001種でした。
しかし、現代の生物の絶滅速度はビッグファイブのそれをはるかに上回る「年間4万種」といわれ、6度目の大絶滅とまでいわれているほどです。
自分は5~6年前に、そういった絶滅した生物や、絶滅の危機にある生物に強い関心を持っていたことがありました。今回の展示が開催されることを知って、これは行かねばと会場のATCホールに足を運びました。
「生物が絶滅した理由」として一番に思い浮かべるのは、彼らの生息に適した環境が変化し、それについていけなくなるということです。


クロノサウルスは海底火山の噴火という環境の急激な変化、硬いものが食べられなかったとされるアノマロカリスは食料としていた三葉虫の進化が主な絶滅要因とされています。



ドラえもんのアニメ(ひみつ道具で絶滅動物を現代に連れて保護しようとするのび太の回)に出てくるドードー、発見からわずか27年で絶滅したステラーカイギュウとか、


体が大きくなりすぎたり、進化の過程で特徴的な要素をなくしたことで結果的に絶滅に至った生物とか、




逆にその個性的な特徴が原因で絶滅した生物とか、一般には考えられないような絶滅理由を持つ生物を知ることができて、面白みがありました。
実際の標本を見たり触ったりできますし、絶滅生物についての知識を得るにはネットで調べるだけでなく生で確かめるのも良いですね。


展示では絶滅動物に限らず、その危機を回避して現代も生きている生物や、


絶滅危惧種といわれ保護が必要とされる生物についても紹介されています。彼らを取り巻く法律や条約(ワシントン条約など)は特に興味があり、5年前には調べることにハマっていました。
他にもおもしろい特集だったり、限定グッズも販売されていたりして、見ごたえのある展示だと思います。自分が行ったときは親子連れが多かった印象ですが、みんな興味津々のようでした。
会期は9月4日までですが、それまでにもう1回行きたいくらいです。

