PCの入力機器としてはキーボードとマウスが一般的なのですが、マウスの代わりに「トラックボールマウス」を使っているユーザーの存在も聞きます。
マウスのような見た目にボールが乗ったもので、ポインタ操作はボールを動かして行うものです。本体を動かす必要がないため、腱鞘炎等の予防になるといわれています。
それだけでなく、マウスを動かすスペースが必要なくなるため、狭いデスクであっても使えるという利点もあります。
自分も6年ほど前にトラックボールマウスに手出ししたことがありますが、そのときに買った製品の質がよくないのかボールを止めたときにポインタが震える挙動をするので、やっぱり合わないと思って使うのをやめていました。
しかし最近、職場でもトラックボールを使っている人を見かけるようになり、物欲はこの1ヶ月で急上昇。家電量販店で実機をチェックしてきました。
ELECOM、Logicool、サンワサプライ、Kensingtonあたりのメーカーがトラックボールの商品でよく名が挙がりますが、自分が買ったのはそれらではなく、ナカバヤシの製品です。
選んだトラックボールマウス
キーボードなどで見かける「Digio2」ブランドのトラックボールマウス。正直、このブランドのトラックボールは家電量販店でチェックしたときに初めて知りました。
実機チェックする半年ほど前にAmazonで検索して、手のひらでボールを動かすタイプのKensington製品に魅力を感じて注文一歩手前までいきましたが、踏み切れないままでいました。
店舗にはそのKensington製品も展示されていて触ってきましたが、手が小さい自分にはボールも本体サイズも大きく感じました。ボールのサイズはトラックボール用としてはかなり大きい部類で手のひら全体で動かすのですが、普段使いだと疲れるかもしれないと思ったのです。
今回買ったナカバヤシのトラックボールは人差し指でボールを動かすタイプですが、自分の場合は人差し指と中指を使えば楽に動かせるように感じました。
見た目
公式カタログによるサイズ表記はトラックボールとしてはもちろん、一般的なマウスの大きさと比べても小型な部類です。


直前まで使っていた一般的なマウスはラインナップの中でも小型なSサイズで、このトラックボールとほとんど変わりません。強いて言えば長辺が数ミリ大きいだけでしょうか。
ポインタを動かすための赤いボールは直径34mmで、小玉に分類されるそうです。このサイズのボールは別メーカーになりますが単体販売されていることもあり、好きな色に変えることができます。
マウスの基本である左・右クリック・ホイールに加え、矢印マークが刻印された2個のボタンと、ボールの近くにある小さな細長いボタンがあります。
矢印マークが刻印されたボタンはデフォルトでは「戻る」「進む」のアクションが割り当てられていますが、専用のカスタマイズソフトをインストールすることで、電卓や音量ミュートなどの機能を割り当てられるとのことです。
直前まで使っていたマウスで「戻る」「進む」をワンクリックで行えるボタンに重宝していたので、こちらのトラックボールでもデフォルト状態で運用するつもりです。
ボールの手前にある細長いボタンの近くに「SPEED」と印字されていますが、そのボタンを押すと、ボールを動かした際のポインタの移動速度を切り替えることができます。
ボールの動かし方によってポインタの移動速度が変わるタイプか、あるいは移動速度がゆっくり目になるタイプか。自分は前者のほうで試して、使いやすいと思いました。
使用感
持ち帰って自宅PCと接続して昨日1日使ってみました。
以前使っていたトラックボールが何だったのか。ボールを止めたときにカーソルがプルッと震える挙動もみられません。
また、今回買ったものは他に店舗で展示されていた約10製品の中でも本体サイズが小型であるため、自分の手にフィットしています。以前のものはこれよりもずっと大きなサイズだったのでそもそも手の大きさからして合わなかったんだと思います。
クリック音は、親指で押すことになる側面の左クリック部分やは一般的な「カチッ」という音ですが、反対側の右クリック部分は「コトッ」という音で静音になっています。
これについて、よく使う左クリック側を逆に静音にしてほしいというレビューがありまして自分も同情です。ただ、設計上そういうわけにはいかなかったのでしょうか…。

トラックボールは定期的なメンテナンスが必要だと言われます。ボールを取り出す際は下部の穴に指を入れるようになっています。
店舗で実機チェックした製品の中には取り出し穴のサイズが小さかったり、そもそも穴すら存在しないものもありました。
PCに接続するための無線用のレシーバーを収納するスペースがあり、持ち運びの際にも紛失せずに済みます。
というか、メーカー公式の説明では、
トラックボールのイメージを覆すポケットサイズ。移動中や外出先のカフェなどワークスペースが狭くても快適です。
34mmボールやボタン配置など、小さくても使いやすいように最適配置しました。
(中略)
レシーバーは本体に収納できます。持ち運び時に便利です。
― ナカバヤシ公式サイト商品紹介ページより一部抜粋
このように言及されているので、一般的には持ち運び用として認識されているようですね。
職場でもトラックボールマウスを使おうと考えているのでその際に持ち運ぶことになろうと思います。
終わりに
6年前はトラックボールを使いこなすところまでいかなかったのですが、今回の再デビューでは使いこなせるのでしょうか。
しばらくは一般的なマウスから離れ、トラックボールマウス中心でPC操作をしてみようと思います。楽曲制作もこのトラックボールで行うつもりです。

