先日、高校時代に使っていたガラケーでしばし遊んたことについて記事に書きましたが、このことがきっかけであるものを購入してしまいました。

Roland社の音楽プレーヤー「MT-90U」は一般的に想像できる音楽プレーヤーではありません。MIDIファイルが再生できる音楽プレーヤーです。
筐体の大きさも高さ27cm、幅16.5cm、奥行き18.6cm、重量2.5kg(カタログスペック)で気軽に持ち運べる代物ではありませんね。完全に据え置き。
りすのーとブログ >> 『「MT-90U」購入』
ピアノ講師と思われる方のブログ記事で言及されていますが、発売時期が何と2008年3月。今年で17年になる代物です。
この再生機の存在を知ったのは1週間前ですが2025年の今も「新品で」買えるのが驚きでした。廃盤になっていてもおかしくない年数だと思うのですが、後継は出ていないようです。
使用するにあたって
まず、電源を入れるとき・切るときは筐体左側のボリュームのつまみを一番左に回す(ゼロにする)ことが推奨されています。一般的なギターアンプみたいですね。
筐体はPCと接続することもできますが、USBメモリーの使用も可能です。楽曲(MIDIファイル)転送には後者のUSBメモリーを使いました。
メーカー純正品が推奨されていますが現在は生産完了で購入もできず、市販品としては32GBまでのものであれば使用可能とされています。
USBメモリーといえば一般的に細長いというイメージですが、今回選んだのは無線レシーバーほどの大きさの超小型の商品。32GBで1,500円弱です。


ただ、MT-90Uで使用する前に筐体側でフォーマットをしないといけません。


取扱説明書に記載されている手順に従ってフォーマットをした後、USBメモリーをPCに接続してMIDIファイルを転送しました。
筐体ではその項目を確定させるために「再生ボタン」を使うことが多く、フォーマット時だけでなく、楽曲選択時でも横長の「-」「+」ボタンとともに使います。
または、付属するリモコンで操作することも可能です。


再生画面には上段にフォルダ内の通番と曲名(MIDIファイルの名前)、下段左から演奏中の小節番号、拍子、BPM(テンポ)が表示されます。
内蔵MIDI音源
肝心のMIDI音源の質は、メーカー公式サイトの商品紹介ページで
- 「GS/GM2/XGに対応した348音色128音ポリフォニックの最新高性能MIDI音源を搭載」
- 「最新音源を搭載しSMFの再生音がよりリアルに生々しく」
と記載されていますが、これは2008年の製品。当時の最新音源とはいえさすがに生音源のクオリティそのものではありません。大手スーパーのBGMで流れていそうなタイプの音源でしょうか。
でもこういう音も好きです。マイベス楽曲のMP3データは生音源のサンプリングの音を使ったものを書き出していますが、それとは別にMIDIファイルで書き出すことで、リアルさには程遠いチープな音源でも再現したり、あるいは今回の音楽プレーヤー内蔵MIDI音源でも再現したり。楽しみが広がります。
どのような音であるか、手持ちのマイベス楽曲のMIDIファイルをサンプルとして示します。
終わりに
購入価格は新品で4万円以上とかなり高価な商品ですが(発売当時もこの価格だったのでしょうか)、楽しめることであれば…。勇気がいりましたが、買ってよかったです。
このブログ記事を書いている今もMT-90UでMIDI音源を聴いています。

