皆さんは、大地震が発生したときに自分の住まいがその地震にどのくらい耐えられるか、考えたことはありますでしょうか?

阪神淡路大震災や東日本大震災で住宅が倒壊したシーンをテレビ等でご覧になったことはあるでしょう。近年では南海トラフ地震の危険性についてもニュース等で報道される機会がありますね。

避難経路の確認、食糧の備蓄などもそうですが、建物が大地震にどの程度耐えられるかを調べることも防災対策として挙げられています。それが「耐震診断」であり、人間でいう「健康診断」と同じように建物の健康状態を調べることともいわれます。

建物は「建築基準法」という法律に準拠して建てられていて、この法律では耐震基準についても定められています。大地震を経て何度か耐震性に関する改正が行われています。

木造住宅の場合は2000年の改正で定められた耐震基準を満たしているかどうか調査され、その結果、耐震基準を満たしていないとなれば、大地震で建物が壊れないようにするといった対策が必要になってきます。

一般的な木造住宅の耐震診断では、診断に必要な講習を修了した者や建築士が住宅の屋根、外壁、内装、床下、天井裏で劣化具合や危険箇所などを細かく調査し、それに基づいて建物の耐震性能(健康度)が数値で表されます。この数値は「上部構造評点」として表記され、次のような判定基準が設けられています。

  • 1.5~:倒壊しない
  • 1.0~1.5:一応倒壊しない
  • 0.7~1.0:倒壊する危険性がある
  • ~0.7:倒壊する危険性が高い

上部構造評点(建物の健康度)が1.0以上あれば現行の耐震基準をクリアしていると判断されますが、それを下回っている場合には耐震改修工事(人間でいう治療)が求められるようになります。

ちなみに耐震診断や改修工事はそこそこ高額であるからか、自治体からの補助金も出ています。

何故この話をブログに書いたか、自治体がホームページで公表している耐震診断結果一覧の資料を見ることにハマっているからです。

百貨店やホテル、学校といった大規模な建物や多くの人が利用する建物には、細かい条件があるのですが、別の法律で耐震診断が義務付けられています。それに基づいて資料が公開されているのです。

この資料を見るうちに耐震診断に少し関心が湧き、木造住宅の診断について調べたことを書いてみようと思い立った次第です。

こちらのサイトにより詳しく書かれています。興味があれば見てみるといいでしょう。