ついに、手を出しました。

キーボードに詳しい人ならご存知でしょう「REALFORCE」。東プレの製品です。
去年リリースされた無線(Bluetooth)接続も可能なモデルだと34,000円くらいが相場で、安くとも2万円を超える高級機ですが、買ったのには理由があります。
メカニカルキーボードの問題点
これまで使っていたのはメカニカルキーボードで、ゲーミング用途に分類されるものでした。
PC用キーボードでは入力に使われるスイッチの種類がいくつかあり、メカニカルキーボードは比較的高価なキーボードに使われています。安くて1万円弱でしょうか。
打鍵音
キーキャップを外したときに見える「軸」の色によって打鍵音が変わってきます。
メカニカルでもREALFORCEと大差ないくらい静かな「ピンク軸」がありますが、自分が使っていた製品は「茶軸」と同等のメーカー独自軸で、自室で使っていると打鍵音がかなり響きます。
キーを打っている自分自身も耳につくし、我慢できなくなって今回の新調に至りました。
チャタリング
これは今回のキーボード新調に際しての情報収集で初めて知ったのですが、メカニカルキーボードの機構上、宿命的に抱えている不具合とのことです。
ある文字のキーを1回押すと1文字入力されますが、チャタリングでは、1回押したつもりが複数回入力されてしまうのです。(ex. 「A」→「ああ」と入力されるという現象)
自分が使っていたキーボードにもそういう可能性があるといい、文字入力でストレスを抱えるのはいただけませんね。
REALFORCE R3
他のメカニカルキーボードも新調候補に挙げていましたが、チャタリングの問題を知ってからはこの製品一択になりました。
REALFORCEは初代が2001年に発売されましたが、その後のリニューアルを経て、去年に「R3」という最新世代が発売されています。
静電容量無接点方式
REALFORCEには「静電容量無接点方式」というスイッチが使われています。
このスイッチが使われているキーボードはREALFORCE以外にもあるのですが数えるほどで、すべてキーボードとしては高価格帯です。
入力間違いが許されないような金融機関などでも使われていて、身近なところだとセブンイレブンのATMのテンキーにも使われています(後者ATMのテンキーは特注で作られたとのこと)。
金銭を取り扱う現場でチャタリングが起こってしまうと桁が変わるリスクがあります。
静電容量無接点方式は物理的な接点がないので、チャタリングが発生することがありません。
打鍵音
メカニカルに比べるとずっと静かで音楽を聴きながらの場合は逆に打てているのかと思うほどですが、そのほうが音を気にせずタイピングできるし、文章も問題なく入力できています。
ちなみに打鍵音はこんな感じです。
耐久性
静電容量無接点方式は打鍵音が静かであるうえ、耐久性にも優れているといわれます。
打鍵回数だと一般的によく見かけるメンブレンキーボードの5倍ともいわれ、そう簡単に壊れないようになっているのですね。
検索でヒットした他者のブログ記事を読む限りでも、12~13年間、使っていた方もいるくらいです。
キーキャップについてもラインナップされているモデルによって異なるのですが、自分が購入したものではPBT素材が使われ、ザラザラした手触り。一般的に多くのキーボードで使われているABS素材より高価で耐久性も高いです。
また、キーキャプの文字は「昇華印刷」で刻印され、なかなか文字が消えにくいようになっているとのことです。
カスタマイズ性
専用ソフトを使うことでキーの入れ替えができます。
例えば左端の真ん中にある「Caps Lock」は、かな入力と英数入力を切り替えるキーで、Shiftと組み合わせて押すとアルファベットを大文字で入力することができます。
専用ソフトを使ってCtrlキーに割り当てることで、汎用的に行っているコピペ動作がCapsLockキーでもできるようになるのです。

他にも、キーをどの程度深く押したら入力されるかの調整や、LEDランプの色の変更も行えます。


キーの入れ替えができれば十分と思っていましたが、自分の想像以上に深いカスタマイズができるのですね。早速、キーの入れ替えとLEDランプの色を変更しました。
終わりに
キーボードにこだわりがなかった頃は、PCの付属品や安価な製品で十分だし2~3万円も出すなんてあり得ないと考えていたのですが、そんなときが来るなんて思ってもいませんでした。
だからより長く使っていきたいですし、打鍵音だけでなく耐久性やカスタマイズ性も加味して選びました。
10年以上使っていければいいと思いますが、最低でも3~5年は使い続けたいです。

