日本の都道府県庁所在地で使われている電話番号について考えます。

県庁所在地といえば、その都道府県の中で人口が集中している地域のことを指し、また各都道府県内で最も人口が多いところですよね。

例えば、大阪府なら大阪市、愛知県なら名古屋市、石川県なら金沢市が県庁所在地で、これらは府県で最大の人口を有する都市です。(山口県のように県庁所在地:山口市、最大人口:下関市という例外はあるが)

そういった都市で使われる電話番号の市外局番はほとんどの県で3桁です。

しかし一部の都府県の県庁所在地では2桁だったり、4桁だったりします。東京と大阪では2桁です。

では、4桁はどこなのか。それが次の表に示す県です。

現存する4桁局番の県庁所在地

都市市外局番(参考)人口 ※
奈良県奈良市0742351,561
福井県福井市0776260,680
島根県松江市0852202,443
鳥取県鳥取市0857187,387
佐賀県佐賀市0952232,278
宮崎県宮崎市0985401,027
※2021年10月1日現在の推計人口(Wikipedia)より引用

すべて西日本エリアにあります。

県庁所在地の一部地域で4桁市外局番を使う都市ならば熊本市(主に096、一部地域で0964)などがありますが、上記の6県においては主に使われている市外局番が4桁なのです。

人口も全国の都道府県庁所在地の中でみると少ないほうで、都市によっては非都道府県庁所在地の人口が上回っていることもあります(ex. 兵庫県姫路市 53万人、岡山県倉敷市 47万人)。

ただし、これらの都市よりも人口が少ない3桁局番の県庁所在地もあります。例えば青森県青森市は市外局番が017ですが、人口は約27万人。奈良市と宮崎市の人口を下回っているのです。

政令指定都市レベルの大都市を除き、概ね人口40万人以下の都市においては市外局番の桁数と人口規模に強い相関関係はないと考えます。

かつて4桁局番だった県庁所在地

ちなみに現在3桁局番を使っている山梨県甲府市や青森県青森市などの県庁所在地も、1990年代までは4桁のところが大半でした。こちらについては別記事に表を載せています。