マイベス第113弾が完成したときの記事で軽く触れた「EZBass」、先週から導入しています。

実をいうとEZDrummer 3を導入するときにこのベース音源の存在を知ったのですが、リリースが2020年と後発の部類。デモ音源を聴いたところ芯のある音と感じて、欲しくなりました。

EZBassはフル機能を10日間、無料で体験できるので、その期間を使ってマイベス第113弾の制作に取り掛かりました。

EZDrummer 3(EZD3)もそうですが、TOONTRACK社の製品のUIはグラフィックがカッコいいですね。

背景も細部まで描き込まれていて、個人的には拡張音源「DREAM POP」の背景が好きです。

打ち込み

TOONTRACK社の製品で「EZ」と名が付くものは打ち込み作業が簡単なことに定評があります。

EZBassでは「Grooves」タブから予め登録されたフレーズを適当に選び、コード進行を変えていけばそれだけで楽曲のベースの部分が大体出来上がってくるでしょう。

また、画面内の「Grid Editor」ではフレーズの編集が可能です。ボタンクリックやプルダウンメニューから選択するだけで、アーティキュレーション(ギターでいうハンマリング・プリングや、ブラッシングの音など)の打ち込みができるのです。

ここでのコード進行はちょうど聴いていた岡田有希子の楽曲の一部を引用

自分はベース音源でもうひとつ「MODO BASS」を所持しているのですが、アーティキュレーションの打ち込みはここまで簡単ではありません。

スライドの打ち込みはMIDIでピッチベンドのオートメーションを書きますし、ミュート音(画面のピアノロールで左半分が黄色く塗られている部分など)はゲートタイム(どのくらいの長さでその音を出すか)を極端に短くして再現します。

この作業をするよりも、1~2回のマウスクリックのみで同じ奏法の再現ができれば時短になりますよね。

拡張音源

EZDのそれ(EZXと呼ばれる)と同じように、EZBassにも「EBX」という拡張音源がリリースされています。

エレキベースのものが多いですが、アコースティック、アップライトもあり、2022年9月時点で10種類確認できました。

EZBass本体にはデフォルトで2種類のベース音源が入っていますが、これだけだと物足りなく感じたので拡張音源も購入しました。本体と2種類の拡張音源を選べるバンドル版では、本体そのものと拡張音源単品を2個購入する場合よりも安価です。

自分は「Classic Rock」と「GOSPEL」をチョイスしました。

注意:ファイルサイズが大きく画像の読み込みに時間がかかります。

実際の音色

他のトラックのパートも入れて、EZBassの実際の音色がどのようなものであるのかを簡単に作ってみました。

ここで引用しているのはマイベス以前に作っていた1曲のアレンジ違いのイントロやエンディング。時期的には2009年4月~2011年12月の制作です。

このときのMIDIデータをDAWに読み込ませた後、ある程度調整をしたものになります。

Modern

デフォルトで入っている音色。アレンビックベースがモデルだそうです。

フィンガー奏法
ピック奏法
スラップ奏法

Vintage

デフォルトで入っている音色。フェンダージャズベースがモデルだそうです。

フィンガー奏法
ピック奏法

Classic Rock

拡張音源。1960年代のフェンダープレシジョンベースがモデルだそうです。

フィンガー奏法
ピック奏法(ブリッジ)
ピック奏法(ネック)

GOSPEL

拡張音源。ハイエンドベースとの記載ですが、TOONTRACK公式HPには「MTD USA 535 Andrew Gouche AG5」と書かれているので、多分この機種がモデルになっていると思います。

フィンガー奏法(ブリッジ)
フィンガー奏法(ネック)
スラップ奏法

終わりに

マイベス第113弾で早速「Modern」の音色のプリセットを使いましたが、これからの新曲制作で活躍させたいです。楽しみ。