今年の2月に万年筆を2本買いまして、それらが自分にとって初めての万年筆です。

万年筆は大人の筆記具というイメージがあり価格帯も高く、自分は社会人になってしばらく経つまでほぼ手を出したことがありませんでした。

3本目の万年筆をどうしようかと考えているときにコロナの感染が広がり、外出もままならず買い物に行けませんでした。そのときに検討していたものがあったのですが、月日が流れるうちに候補から外れました。

しばらく万年筆購入から遠ざかっていましたが、最近ふと検索したところ「プロシオン(PROCYON)」の魅力に取りつかれました。

プラチナ万年筆のプロシオンは5,000円で買える商品で、万年筆としては安価の部類です。

ところが、ネットで調べているうちに欲しくなりまして。今日、東急ハンズでアフターコロナ初の万年筆を購入しました。

会計では機械が設置され半自動になっていましたが、コロナ前には終始店員との応対だったところです。新しい生活様式を意識したものだなと思いながら、手際よく済ませました。

化粧箱の中に本体とカートリッジインクが入っています。

カートリッジインクは店頭でもらったものですが、自分は使わないのでそのまま置いておきます。

コンバーターは付属していなかったので、別途購入しました。

ペン先は「五角絞り」という形状で、右下に断面図を書いてみました。

ちなみにプラチナ万年筆は1960年代に日本初の五角絞りペン先の金ペン万年筆を発売したといわれ、PROCYONはそれを受け継いで開発されたそうです。

一般的な万年筆ではボトルからインクを入れるとき、四角で囲った部分まで(ペン先全体)浸けないといけません。

プロシオンでは、赤い線が引いてある位置まで浸せばインクを入れることができるとのこと。線のあたりに吸入口があるそうです。

これならボトルのインクが少なくなっても大丈夫ですね。

パイロット色彩雫「露草」のインクを入れ、ツバメのクリームノートに書いてみました。

ノートの紙もそうですが、滑らかに書けて、鉄ペン特有?のカリカリとした感触はありません。今回買ったのがインクフローの良い中字ということもあろうかと思います。

これ、鉄ペンでありながら、まるで金ペンを触っているような書き心地です。5,000円でこんなに書きやすい万年筆が買えるなんて。

最初に買った鉄ペン万年筆は3,000円でしたがやや書きにくく感じるので、正直言ってプロシオンにすればよかったと思うほどです。

2月に購入したプロムナード中細字と、今回のプロシオン中字の筆跡・インクを比べてみました。

プロムナードではセーラーのインク工房「642番」を使っています。

本当に金ペンと遜色ない筆跡と書き心地。ただ、中字はどうしても文字が太くなるので、5mm方眼に詰めて書くのは厳しいでしょう。

とはいえ、ついつい手に取りたくなる。商品宣伝にある「書く喜び」「持つ喜び」が刺激されます。

次の万年筆はプロシオンをある程度使ってから決めようと思います。