職場の方との話ネタに、愛知県と同じくして静岡県の局番も出てきました。

こちらについては、次の朝礼スピーチのネタとして最有力候補なので、別記事で紹介したかったのです。

静岡県は金魚の形にみえる東西に長い県域を有し、市外局番の上3桁で概ね西部、中部、東部に分けられるでしょう。

ちなみにその上3桁は「053」「054」「055」になります。

上3桁が「053」

この3桁から始まる局番は主に静岡県西部で使われます。

※印のある市では複数の市外局番が使用される

3桁の「053」は浜松市湖西市で使われ、単位料金区域(MA;固定電話で市内通話が可能な範囲)の名前は浜松MAです。

1990年ごろまでは、浜松MAの地域でも4桁ないし5桁の局番がありました。

  • 「0534」:合併前の旧浜松市の地域の大半
  • 「0535」:政令指定都市移行後に北区となる地域の旧引佐町・三ヶ日町・細江町
  • 「05358」:浜北区となる地域
  • 「05359」:西区となる地域の旧雄踏町・舞阪町
  • 「0539」:天竜区となる地域の旧龍山村・佐久間町・水窪町
  • 「05392」:同上 旧天竜市
  • 「05398」:同上 旧春野町

天竜区となる地域では2007年の政令指定都市移行直前まで4桁の局番でした。浜松市に編入されてからの2年弱の間は、市内でも単位料金区域が異なり通話に市外料金がかかっていたといわれています。

現在の浜松MAの市内局番は400番台、500番台と、900番台がありますが、900番台については4桁局番である天竜MAで使用中の局番が混在しているため、欠番があります。

4桁局番では、

  • 「0537」:掛川市、御前崎市東部、菊川市北東部
  • 「0538」:磐田市の一部地域、袋井市、周智郡森町
  • 「0539」:磐田市の残りの地域

があり、特に0539では、4桁目の数字「9」が市外局番か市内局番に含まれるかでMAが変わっていて、

  • 市外に含まれている⇒「天竜MA」0539
  • 市内に含まれている⇒「浜松MA」053

と分けられていて、こうなったのは浜松市が関係する市町村合併によるものといわれています。

上3桁が「054」

主に静岡県中部で使われます。

※印のある市では複数の市外局番が使用される

こちらも「054」という3桁の局番があり、県庁所在地の静岡市と、その周辺の藤枝市、焼津市で使われます。単位料金区域名は静岡MA。

市内局番では例外はあれど、静岡市で200番台と300番台、藤枝市や焼津市では600番台が使われることが多く、近年は900~909番が使われることもあるようです。

かつて、静岡MAの地域でも4桁局番があり、「0542」「0543」「0546」がそうだったといわれています。そのうち、「054」に統一されたのは、

  • 「0542」「0546」:1990年9月9日
  • 「0543」:2007年2月1日、清水MAが編入される

ちびまる子ちゃんの舞台として有名な清水区(旧・清水市)では市内局番300番台が使用され、静岡MAに統一される前の市外局番が0543。

2003年の清水市編入(静清合併と呼ばれることもある)から約4年間、静岡市内でもMA名が異なっていて、葵区および駿河区になる地域と、清水区になる地域との通話には市外料金がかかっていたそうです。

日本最高峰で世界遺産の「富士山」が近く、市名に冠した「富士宮市」「富士市」ではそれぞれ0544、0545の市外局番(4桁)が使われます。

上3桁が「055」

主に静岡県東部で使われます。

※印のある市では複数の市外局番が使用される

3桁の「055」は沼津市三島市裾野市などで使われる「沼津MA」、市内局番は900番台です。2002年2月の桁ずれまでは4桁で「0559」でした。

ただし、沼津市や伊豆の国市では一部地域で0558が、熱海市や裾野市では神奈川県内の「0460」「0465」局番が使われる地域があります。

055に続く数字が1~6となる局番は山梨県内で使用され、管轄も静岡県と異なるNTT東日本になります。

なお、山梨県においても甲府市などで使われる「055」の3桁市外局番がありますが、こちらは市内局番が200番台で、市外局番の桁ずれ「0552」→「055」になったのも沼津MAより早い1999年1月(大阪06の電番10桁化と同日)です。

天気予報の局番逆戻しについては、また後の機会に触れたいと思います。